メキシコについて
メキシコについて
メキシコはどんな国?
¿メキシコ?
メキシコはどこ?中南米の国・・・?
なんて思った方はいないでしょうか?!
実はメキシコはアメリカ合衆国の下に位置する北アメリカ大陸南部の国です。
国土も日本の5倍以上あり、荒涼とした砂漠もあれば山岳地やジャングルもあり、世界遺産の古代遺跡やカリブ海のリゾートまで、ひとことでは表すことのできない大きな国です。
メキシコの基本情報
国名はアステカ族の信仰した守護神メヒクトリ「神に選ばれし者」にちなんで呼んだメヒコに由来します。ちなみに「メキシコ」は英語読みで、現地またはスペイン語圏では「メヒコ」と呼びます。
国旗の中央にいるのは国鳥の鷲です。蛇を咥えた鷲がサボテンに止まった場所に帝都(現在の首都メキシコシティ)を築いたというアステカの建国伝説に由来します。
緑・白・赤の3色旗で、スペインから独立する時に掲げた
諸州の独立(緑)
カトリックへの信仰(白)
民族の統一(赤)
を象徴しています。
建国の日にはこの象徴を表現した3色のスープを飲むほど、メキシコ人にはとても意味のある象徴です。
国名 | メキシコ |
正式国名 | メキシコ合衆国 Estados Unidos Mexicanos |
首都 | メキシコ・シティ Mexico City |
公用語 | なし。事実上はスペイン語 ※意外のことだが、メキシコには憲法で規定された公用語がない!国語としてはスペイン語をはじめナワトル語を含む68の先住民族言語がメキシコの言語であると認められている |
通貨 | メキシコペソ(MNX、$) USドルと同じ表記なので注意! |
面積 | 1,973,000 km²(日本の約5倍) |
人口 | 1億2670万人(日本とほとんど同じ) ※2021年調査 |
民族構成 | メスティソ(先住民とスペイン系白人の混血)約60% 先住民約30% スペイン系白人約9% |
宗教 | カトリック 約85% プロテスタント 約8% その他 宗教 約3% |
メキシコまでの行き方
ANAやJALなどの日本の航空会社が成田、メキシコシティ間の直行便を運行しています。またはメキシコの航空会社「アエロメヒコ」(スカイチーム)が運行しています。
約15時間のフライトとなるとあまり経験したことのない長いフライトになります。もし長時間のフライトがご心配の方は、アメリカ経由という方法も存在いたします。
ロサンゼルスやダラスなどを経由することで、フライトを分散できます!
ただその際はアメリカの簡易ビザ取得や往復航空券が必須だったり、事前の準備をお忘れ無いように。
メキシコとの時差
メキシコは大きな大陸のため、アメリカのように国内で4つのタイムゾーンに別れています。2023年にサマータイムは廃止されましたが、一部地域にのみ導入している地域もありますので、馴染みのない日本人には訪れる時期により注意が必要です。
我々ダイブクラブ まーるまーるのあるプラヤデルカルメンは「東部時間(キンタナロー州)、サマータイムなし」ですが、乗り継ぎの際にメキシコシティ「中部時間」を経由することも想定されますので、注意が必要です。
下記の図を参考にしてください。
タイムゾーン | 日本との時差 | 主な都市 |
中部時間 CDT | -15時間 | メキシコシティ |
東部時間 EST | -14時間 | プラヤデルカルメン |
山岳部時間 MDT,MST | -16時 | ラパス、チワワ |
太平洋時間 PDT | -17時間 | ティファナ |
メキシコの気候・服装
メキシコには海岸部、山岳部、ジャングル地帯など多様な環境が国土全域に広がっています。
訪れる地域によって服装にもかなり差が生じます。
そのため前もって訪れる時期と場所の下調べをして準備することがとても大切です
メキシコシティ
首都メキシコシティは標高が高いため、山岳地の気候をしています。
一年を通して過ごしやすい気候が多い印象です。
ただ、とても乾燥をしていることが多いため、実際の温度よりも寒く感じることがあるようです。
メキシコシティの空港は冷房もとても効いていることが多いので上に羽織るものなどあると快適かと思います。
また、街に出る際の防寒具や乾燥対策でマスクなどあっても良いと思います。
プラヤデルカルメン
亜熱帯地域のプラヤデルカルメンはグラフでもわかるように1年の平均気温が高いことが多いです。
冬でも日中は20℃を超えることがほとんどになります。
ただし雨も多いため、年間平均の湿度が高いのでかなり暑く感じます。
そのため冬の時期でも日中は半袖半ズボンで過ごすことも可能ですが、日が沈むと気温が下がり冷えてくるので羽織るものなどあると安心かと思います。
また、夏でもレストランやフェリーなど室内はかなり冷房が効いていることもあるので、寒さに自信のない方は冬同様羽織るものをお勧めいたします。
メキシコグルメ
美味しいグルメは楽しい旅行の醍醐味のひとつですよね!メキシコにも日本では食べることのできない、メキシコ独自の料理が沢山あります。とても辛そう…と心配されるかもしれませんが、食事自体はそれほどスパイシーではなく、各自お好みでサルサを足すことができますよ!
屋台飯
メキシコの街中には至る所に屋台が点在しています。
おしゃれなレストランもいいですが、折角ならローカルを味わいたい!そんな方のためにもまずは屋台飯をご紹介いたします。
屋台には何種類かの主食となるものが用意されていて、それと具材を合わせていくスタイルが主流です。
単語がわからなくても、指差しやわからない素振りをすると現物を見せてくれたりするので、焦らずゆっくりご注文ください。
その場で食べる際は基本後払いなので、食後に「何個なに食べたよ」と伝えると会計してくれます。
主食
タコス (Tacos) | No.1人気メキシコ食!しかし日本とは違いコーンの生地を伸ばしてできています。 手のひらサイズでとても食べやすい主食です。 |
トルタ (Torta) | メキシコサンドイッチ!楕円形のパンに切れ込みを入れて中に具材を入れてサンドします。こちらもとても人気で、ランチなどの持ち運びにも適しています。 |
ブリトー (Burrito) | 日本人には一番馴染みのある名前ではないでしょうか?小麦の生地を伸ばしたものに野菜やお肉をたくさん乗せて生地で包んだ料理です。 地域差もあるのですが、プラヤデルカルメンのブリトーは大きめのも のが多いのでかなりボリューミー! |
ケサディージャ(Quesadilla) | ブリトー同様小麦の生地にチーズ(ケソQueaso)とお肉の具材を挟んだものです。チーズと生地がマッチして罪深い一品! |
具材
牛肉/レス(Res) 豚肉/セルド(Cerdo) 鶏肉/ポジョ(pollo) 辛いソーセージ/チョリソー(chorizo) 他にもたくさん種類があります。一つづつも注文できるので是非色々挑戦してみてください。 |
海鮮料理
メキシコは海鮮料理も名物の一つ。
お魚を焼いたものやロブスターなど種類も豊富です。その中でも有名な2品をご紹介いたします。
セビーチェ(Ceviche)
海鮮料理の代表です。玉ねぎ、トマト、パクチーなどの野菜に、魚やエビ、貝などの魚介類を小さく切ったものにレモンや塩を入れたマリネのような食べ物です。新鮮な魚介類とレモンがマッチして、爽やかでいくらでも食べられるような料理です。
付け合わせにナチョスも一緒に提供されるお店も多いので上に乗せて食べればお酒のおつまみに最適です!
シュリンプカクテル(shrimp cocktail)
エビのカクテル!?っと初めての方は驚かれますが、これも有名な料理です。大きなカクテルグラスの中にはエビとケチャップベースの甘辛いカクテルソースが入っています。名前の見た目のインパクトに負けず劣らず病みつきになる味わいですので、是非お試しください。
スープ
メキシコはスープも美味しいのです!
メキシコ料理屋に行くと色んな種類のスープが提供されていますので、お気に入りのスープを見つけてみて下さい!
ポソレ(Pozole)
メキシコの国旗カラーである緑、白、赤の3種類あり、普段だけでなく、特別な日にも食べられるメキシコの伝統的なスープ。マイス(ポソレ用とうもろこし)、豚肉、トマトやタマネギがゴロゴロ入っており、トッピングにラディッシュ、レタス、レモンをのせていただきます。
トルティーヤスープ(Sopa de Toltilla)
トマトベースのスープに、パリパリのトルティージャチップスを入れていただくスープ。チポトレ(唐辛子の香辛料)、アボカド、チーズやサワークリーム、をトッピングするので、コックリとマイルドな味わいです。
鶏ベースやトマトベース、さっぱりしたものからコッテリしたものまであり、お肉の種類も、牛、豚、鶏以外にも山羊肉や内臓を使ったもの、魚介や野菜のスープなど、ここには載せきれないほど種類があります。どのスープも具材がゴロゴロ入っており、食べ応え満点です!